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社会不適合者の、社会不適合者による、社会不適合者のためのブログ。

漫画、キルミーベイベーの素晴らしさ。

どうも皆さんこんばんは、RogueBotteuです。

 

ここ最近は、日差しも強くなり汗を流す日も多くなりました。

 

徐々にデブに厳しい季節になっていくのだなあと感じております。

 

しかしまだ季節は春、月は5月です。春というのは別れと出会いの季節、そして今はゴールデンウィーク

 

私は皆さんに新たな出会いをしてほしくこのブログを書いております。

 

皆さん、キルミーベイベーと出会いましょう。

 

キルミーベイベーという名の真理に出会いましょう。

 

キルミーベイベーという名の真理にたどり着きましょう。

 

キルミーベイベーという名の真理に触れましょう。

 

今日のブログはそんな4624文字。

 

 

 

 

キルミーベイベーの基礎知識

 

 

女子高生の折部やすなと殺し屋のソーニャが繰り広げる4コマ漫才ギャグマンガ

 

カヅホのデビュー作品。アニメ終了から2年するとアニメツイッター公式のフォロワーが3倍になったり、ベストアルバムやBDBOXの売り上げを好調に伸ばしたりするほど人々に愛されたアニメ。

 

 

当ブログではこれまで、漫画のキルミーベイベーのお話をしていたと思う。

 

今回はアニメ版キルミーベイベーについて切り込んでいこう。

 

ちなみに今回のブログは過去最大級に長い、その分内容が詰まっているので是非とも読んでほしい。

 

 

 

アニメ版キルミーベイベー

 

アニメ版キルミーベイベーは2012年冬アニメとして放映された、会社はJCSTAFF。

 

本編に登場する声優はたったの6人。没キャラのCVは釘宮理恵が務めている。

 

折部やすな役の赤﨑千夏の出世作と言っても過言ではないだろう。

 

個人的に声優ではエトセトラボーイ、エトセトラガールのチョーと新井里美キルミーベイベーの”味”を出していると思う。

 

エトセトラボーイ/ガールは作中内での効果音や次回予告、ナレーションを担当している。かなり緩い感じで言ってくるのでシュール。

 

自分の中で一番エトセトラボーイ/ガールが担当したシーンで印象に残っているのは、6話であぎりさんの家に3人が集合した時のシーン。

 

忍者のあぎりさんの家はからくり屋敷の様になっており、部屋のいたるところにからくりが存在する。

 

テレビの上の置物を回す時、このシーンだ。

 

 

www.nicovideo.jp

 

 なぜ置物を回すと「やっべー」というのは全くわからないが、これこそキルミーベイベーキルミーベイベーである所以だと言えよう。

 

作者のカヅホはシュールな漫画を目指しており、アニメにも積極的に自分の意見を入れているのでこのような形になったのではないかというのが有力である。

 

ちなみに、二番目にエトセトラボーイ/ガールが光っているシーンはやすながかき氷機を動かしているシーン。

 

 キルミーベイベーと芸術

 

 キルミーベイベーは芸術と深く結びついているのは皆さんご存知だろうか。

 

画面の前の皆さんは、キルミーベイベーってそんなに芸術的なの?とおもっているだろう。

 

 そう、芸術的なのだ。

 

 

 

キルミーベイベーと美術

 

そしてキルミーベイベーは西洋美術にも造詣が深い。

 

 

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この画像はかなり有名であるが、元ネタが存在する。

 

「鏡のヴィーナス」作者はディエゴ・ベラスケス、スペイン黄金時代の巨匠である。

 

現在はロンドンのナショナルギャラリーに所蔵されている作品。

 

 

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この寝ている女性はヴィーナスで、鏡を持っているのはヴィーナスの子供のキューピットである。ベッドに寝そべる女性の体のラインを表現しながら見ることができない表情を鏡に映すという斬新な作品である。この手法は以降の様々な絵画の出発点となった。

 

ちなみにこの絵画についてはWikipediaが作られているので、そちらを見てみるとよいだろう。

 

鏡のヴィーナス - Wikipedia

 

ちなみに、元の作品をリスペクトするという形は当時の西洋絵画では常識のように行われている事である。

 

元の作品を残しながら「キルミーベイベー」らしさを全面に押し出した素晴らしい作品である。

 

ぜひともロンドンまで足を運んで見てみたいものである。

 

もう1つご紹介しよう。

 

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この作品も元ネタがあるのだろう作品だ、これについてネットで調べても全然出てこないので西洋絵画を展示している美術館を片っ端からしらべてみたが全く見つからなかった。

 

しかし、インターネットは偉大なものである。

 

西洋絵画で検索していると、とある美術館の作品紹介ページに辿り着いた。

 

www.ohara.or.jp

 

大原美術館のページである。

 

このページの画像を見た時あまりにも一致していたので自分はあまりの歓びに思いっきり騒いだ、コーラを飲んだ、抜いた。

 

この作品は「受胎告知」という題名である。受胎告知はキリスト教の絵画では洗礼や復活に並び屈指の数を誇る主題である。

 

右上のやすなが天使で、左下のソーニャがマリアである。天使がマリアに「お前処女やけど、キリスト孕んどるで」と言いに来たシーンだ。

 

ここでソーニャは処女確定と見ることができる、処女厨への配慮を怠らないアニメというものは素晴らしい。例えるならバリアフリーが出来ている家である。

 

そう思っていたのもつかの間の事。

 

しかし、作者を見て自分は驚愕した。

 

「エル・グレコ」である。

 

へぇ!?「エル・グレコ」と言ったらあのっ!?

 

となる読者もいるかもしれないが、これにはかなり深い理由がある。

 

エル・グレコという画家は描く絵のほとんどが宗教画を占めている、当時の宗教画家というのは王様一族からの注文があって書いた絵を城や宮殿においてもらえるかもしれないといった夢の職であり、アルベルティの「絵画論」にも画家の最高目標は歴史画であるとも記されているほど歴史画家とは画家があこがれる事なのである。(歴史画の中に宗教画というカテゴリが存在する)

 

ちなみに彼は夢を追い、ヴェネツィアやローマで修業したのち、スペインにやってきたが、当時の王様が彼の奇抜な色使いや構図を嫌い、宮廷画家への道は閉ざされてしまったのである。

 

しかし、宗教関係者や知識人からは大きな支持を集めた稀有な画家である。

 

晩年から死後は忘れられた存在になっていたが、20世紀初頭から奇抜な色彩と構図が再評価をされる。

 

そして彼は前述通り描いた絵のほとんどを宗教画が占めている。彼は「受胎告知」を主題とする絵画を5つも書いている。その5つはブタペストとイタリアに1つづつ、2つはスペイン、残り1つは日本にある。

 

なんで日本にあるのかには深い深いわけがある、日本海溝ぐらい深いよ。

 

 

自分の拙い文章で書くわけにはいかないので、この絵画のWikiから飛べる大原美術館の魚拓ページに書いてある文章を引用する。

 

■エピソード
1922(大正11)年、児島虎次郎はパリの画廊でエル・グレコの「受胎告知」が売りに出されているのを見つけました。 途方もない値段でしたが、どうしてもこの作品を日本へ持ち帰りたいと考えました。 そこで児島は、出資者であった大原孫三郎に、「グレコ買いたし、ご検討のほどを」と、写真を添えて手紙を送ったのです。 受け取った孫三郎が、「グレコ買え、金送る」といって送金したのは、児島が手紙を発送してから60日後でした。 当時ヨーロッパは、第一次世界大戦直後で大変な不況にあえいでいました。その不況が、やがて日本にもやってくるであろうと予見した孫三郎は、名画の収集は今がチャンスと考え、決断したのです。
現在、このエル・グレコの「受胎告知」が日本にあることは奇跡であるとさえ言われています。 当時のヨーロッパの情勢、児島の絵を見る確かな目、孫三郎の英断、二人の揺るぎない信頼関係、どれが欠けてもこの奇跡はなかったかもしれません。

 

 超激ヤバなエピソードである。有名な美術館にのみ有名な絵画が存在しているわけではないのである。

 

ちなみに岡山の倉敷駅のすぐそばにこの美術館が存在しているのでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

キルミーベイベーと音楽

キルミーベイベーは音楽も優れている。

 

まず、キルミーベイベーの音楽はほぼ全部EXPOの松前公高さんと山口優さんが制作している。

 

このEXPOはプログレッシブを主に制作しており、メンバーの松前公高さんは、合同作成であるがおしりかじり虫を作った人である。

 

キルミーベイベーの音楽というものはかなり優れており、OPは変調しまくりハチャメチャな作品を表し、EDはゆったりとしながらも楽しいリズムを刻みアニメ版でのやすなとソーニャの関係性を見事に表している。

 

また、後ろで流れているBGMもよく、是非とも劇中音楽集を買ってほしいものである。

 

TVアニメ「キルミーベイベー」劇中音楽集 Music From

TVアニメ「キルミーベイベー」劇中音楽集 Music From "Kill Me Baby"

 

 

そしてキルミーベイベーはある1つのバンドをリスペクトしているのをご存じだっただろうか。

 

劇中にそのヒントがあった。

 

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第七話ぐらいで出てきた少し黒ずんだバナナ。

 

これはどこをどう見てもVelvet Undergroundのジャケである。

 

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20世紀を代表するアーティストの1つでロックの殿堂入りを果たしたヴェルヴェッツの名盤のジャケではないか!

 

きっとキルミーベイベー制作陣は、ヴェルヴェッツの性におけるタブーや薬物など人間の暗部を深く鋭くえぐった歌詞に感銘を受けたのだろう。

 

 

リスペクトしているアーティストは1人ではない。

 

それはだれか、というヒントはまたも劇中にある。

 

これは、やすながソーニャの机の前で人形劇をしていたシーン。なんだかんだでこうなってしまった。

 

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やすなの掌には瞳が描かれている。

 

これはどこをどう見てもあのビートルズの名盤「The Beatles 1」の裏ジャケにある絵のジョージ・ハリスンだろう。

 

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(これの左下)

 

どこをどうみてもジョージハリスンだ。やはりビートルズは素晴らしい。

 

きっと高部あいビートルズの「Lucy in the Sky With Diamonds」などのビートルズのドラッグソングを聞いてコカインに手を出してしまったのだろう。

 

彼女は釈放されて腹の子も降ろし、前科は消えないが是非ともキルミーベイベー2期の為に帰ってきてほしいものである。

 

 

 

 

 

おわりに

 

 

これでキルミーベイベーがいかに素晴らしいアニメである事の紹介は十分にできた。これで皆は心理にたどり着くことができただろう。

 

約4000字に上るこの記事を最後まで読んでくれた読者に感謝の気持ちを込め、言葉を送ろう。

 

 

 

「こんなクソブログ読んでる暇があったら、ゴールデンウィークキルミーベイベーを全話見ろ。」

 

 

 

以上です。ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは!少年メイドの日野裕司きゅんに女の子向けのフリフリ激カワ衣装を着せてスカートをたくし上げさせ少し膨らんでるボクサーパンツを見せるように要求させて衣装に似合わない下着の上からおちんちんの匂いを嗅ぎたいブログ」ブログ改め、

「エプロン姿の我妻浅梨きゅんを後ろからエロいケツを揉んだり勃起したペニスをエロいケツに押し付けてその気にさせたりエロいケツに顔をうずめて蟻の門渡り辺りの匂いを思いっきり嗅ぎたいブログ」スタートです!